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令和4年度:大淀SDGsチャレンジ第3回

第3回 SDGs会議
令和4年6月20日(月)15時~ 大淀町商工会大会議室にて大淀SDGsチャレンジ第3回目の会議が行われました。今までの9事業所に加えて、4件の非食部門の事業所含む、9件の新規加入者を迎え、3回目の会議の開催。前回に引き続き、今回は本年度の目標と事業実施における課題をテーマに議論致しました。

 

 

(1)本年度の目標について

1.東京でのテストマーケディング(11月初旬・有楽町にて予定)
2.百貨店やスーパーへの進出
3.ギフトショーや専門イベントへの参加

各事業所ごとに開発されるSDGs商品がBtoB向けなのか、BtoC向けなのかの違いにより個別相談検討を行うことになる。

(2)事業実施についての課題

1.生ものか常温かによる販売対策
2.カロリー表示等
3.個別相談により今後の展開を検討
4.価格設定について

又、梨の葉パウダー(梨の茶葉粉末)においては次の課題が発生する。
A)成分分析と残留農薬チェック
→ 各種団体に協力依頼を打診中
B)梨の葉パウダーの供給の仕方
→現在の作業工程を各事業所及び商工会で分担しているため一元管理に向けてどのようにするか検討
C)梨の葉の収穫時期について
→梨の木の下の方から新しく生えてくる葉を収穫するのが理想的であり、梨農家にとっても間引き作業としては大変助かるとのこと

現在のパウダーは、摘み取り→蒸し→乾燥→焙煎→粉末化の工程を取っているが焙煎をおこなうということで、茶葉に近い状態になる。現在はこの方法でパウダー提供を行っているが、焙煎を行わない方法やその他の手段も検討することになる。

(3)その他

●梨の葉パウダー以外にも落下梨や販売できなくなった梨を再利用する方向性も検討が必要となる。そうすることで商品開発に幅が広がるが、供給できる量の問題もあるため要検討。

●大淀町を知る取り組みとしてSDGs連携を大淀高校と検討中。9月に梨を提供、10月に成果発表として、生徒さん達が考えるSDGs商品。

●SDGsチャレンジ専用ポータルサイトでの情報発信を行う。来年度への継続も見越して、当プロジェクトの活動や試作品及び取り組み事業所の紹介を行う専門サイトを立ち上げる。