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第3回 おおよどSDGsプロジェクト

2021年8月30日(月)、今回のおおよどSDGsプロジェクトの会議は、前半は石川先生より実際のSDGsプロジェクトの例をご説明いただきました。例の詳細はこの場では、割愛させていただきます。後半は商品開発のための意見交換会と、試作品の紹介となりました。

 

1)割烹鮨亀さん オリーブオイルと梨の大和ポークソテー

オリーブオイルに幸水梨を漬け込んだものに大和ポークをソテーし、梨ソースをかけたもので、お酒のアテになる一品でした。はじめての試作のため、次回は二十世紀梨でもチャレンジしてみるとのことで、おしゃれな一品が出来上がりました。

 

2)コッペ大淀さん 梨のフィナンシェ

傷梨(落ちた小さい梨)を再利用することからの発想で、今回、梨のフィナンシェを試作品として開発してくださいました。落ちた小さい梨は、渋くて硬く一般的には食せないもので、試行錯誤の上、加工しながら今回、フィナンシェという形で生まれ変わりました。オーブンで焼くことで苦味がなくなり、梨の触感がしっかりと残った一品に出来上がりました。

 

3)大淀町商工会 植田さん 二十世紀梨のコンポート

二十世紀梨を使って試された梨のコンポート。煮詰めてジャム状にし、触感も残し甘さもしっかりとある試作品になりました。食べやすいように今回は、クラッカーの上に乗せ、シナモンを振りかけて食べやすく提供してくださいました。植田さん曰く、煮詰める時のレモンを加える量を調整することが大切であるとのこと。ジャムにすることで保存しやすさとその利便性を生かせたらとのことでお話くださいました。

 

今回の試作品ではそれぞれの特徴やチャレンジを公開してくださいました。11月以降梨のシーズンが終わった後の使い道を考えて、これからも新しい試作品が出てくることだと思います。梨の町、大淀町としてレストランなどで梨を使ったメニューをこれから広めていく活動も視野に入れて行きたい。おおよどSDGsプロジェクトとして、梨の利用法・加工法や販売法(道の駅などを利用)も今後の検討材料となっていくでしょう。

 

次回は9月27日(月)15時~の予定となっています。